診療時間

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PRP、PFC-FD
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〇…時間予約制 …完全予約制
受付時間は診察終了15分前、初診の患者さんにおいては30分前までとなります。
PRP、PFC-FD治療は完全予約制です。
AGA治療、ブライダルチェックは午前診、午後診ともに診療を行っています。
予約の変更等ございましたら、WEBもしくはお電話にてご連絡ください。

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足の裏が痛い(土踏まずの痛み)

足の裏が痛い原因は?

足底腱膜炎

足底腱膜炎は、かかとの骨から足の指の付け根に向かって広がる腱膜(足底腱膜)に炎症が生じる病気です。長時間の立ち仕事やランニング、足に合わない靴の使用などで腱膜に繰り返し負担がかかることで起こります。特に朝起きて最初の一歩で強く痛むのが特徴で、歩き始めは痛いが徐々に軽減することがあります。症状が慢性化すると、歩行に支障をきたすこともあり、適切な休養とストレッチ、インソールの使用などが重要です。

モートン病(モートン神経腫)

モートン病は、足の中指と薬指の間(第3・第4中足骨の間)で神経が圧迫されて起こる神経の病気です。足裏の前方に焼けるような痛みやしびれ、ピリピリ感が生じ、靴を脱ぐと楽になるのが特徴です。つま先が細く硬い靴やハイヒールなどで神経が繰り返し圧迫されることが原因で、中年女性に多くみられます。痛みが強い場合は、靴の見直しや足底パッドの使用、症状に応じて注射や手術を検討します。

外反母趾

外反母趾は、親指の付け根が外側に突出し、親指が内側へ曲がっていく変形です。変形が進行すると、足の裏の親指の付け根部分に圧力が集中し、歩行時に痛みを感じやすくなります。体重のかかり方が偏るため、親指以外の足の部分にも痛みを生じることがあります。遺伝的要因や合わない靴、足の筋力低下、関節リウマチなどが原因です。治療は靴の工夫や装具、必要に応じて手術が行われます。

足根管症候群

足根管症候群は、足首の内側にある足根管というトンネル内で脛骨神経が圧迫されて生じる神経障害です。足の裏にしびれや焼けるような痛みが出現し、特に立っているときや歩行中に症状が悪化します。原因としては、足首のねんざやガングリオン、静脈瘤、糖尿病による神経障害などが挙げられます。診断には神経伝導検査が用いられ、治療は安静、足の固定、ステロイド注射、重症例では手術が必要になることもあります。

開張足(かいちょうそく)・
中足骨痛症

開張足とは、足の横アーチが崩れて中足骨が扇状に開いてしまった状態です。これにより足裏の前方(足の指の付け根付近)に負荷が集中し、痛みが生じます。特に長時間の歩行や立ち仕事の後に痛みが悪化しやすく、中足骨痛症と呼ばれることもあります。加齢や筋力低下、靴の不適合が原因で、女性に多くみられます。治療としては、足底パッドやインソールでアーチを支えることが有効です。症状が進行すると、足の変形や慢性的な痛みにつながることがあります。

有痛性外脛骨

外脛骨とは、足の内側、土踏まずの近くに存在する余分な骨で、多くの場合は無症状です。スポーツや長時間の歩行などで負荷がかかると炎症を起こし、痛みを伴います。特に成長期の子どもや若年層に多く、歩行や運動時に足の内側に痛みや腫れを感じます。診断にはレントゲンやMRIが有効で、保存的治療(アイシング、足底板、安静)が基本です。重症例では手術を行うこともあります。

神経障害性疼痛
(糖尿病性ニューロパチーなど)

糖尿病などが原因で末梢神経に障害が起こると、足の裏にジンジン、チクチクとした神経性の痛みやしびれが生じます。これは神経障害性疼痛と呼ばれ、糖尿病性ニューロパチーが代表的です。特に夜間や安静時に症状が強く出ることが多く、痛みに加えて感覚の鈍化やバランス障害がみられることもあります。治療には血糖コントロールのほか、神経痛に対する薬剤(プレガバリンなど)を用います。診断は非常に難しく、糖尿病専門の先生で診断、治療を受けられることが一般的です。

足の裏が歩くと痛い原因は?

>足の裏が歩くと痛い原因は?足の裏が歩くと痛む原因として多いのが、足底腱膜炎です。かかとから足の指の付け根にかけて伸びる腱膜に炎症が起こり、歩行時に強い痛みが出ます。特に朝の歩き始めに痛みやすいのが特徴です。また、足裏の脂肪が加齢や疲労で薄くなったり、外反母趾や偏平足によって足裏に過度な負担がかかったりすることも原因となります。合わない靴や長時間の立ち仕事も悪化要因になるため、注意が必要です。当院では、インソール外来も行っています。歩くと足の裏が痛い方は、お気軽にご相談ください。

土踏まずの痛みの原因は?

土踏まずの痛みは、足底腱膜炎が原因であることが多いです。足底腱膜は、かかとから足の指の付け根にかけて伸びる組織で、歩行や立位時の衝撃を吸収する役割を持っています。長時間の立ち仕事や歩行、硬い地面での運動、クッション性の低い靴の使用、足に合わない靴などが負担となり、腱膜に炎症が生じて痛みが出ます。特に朝起きて最初の一歩を踏み出すときに強く痛むのが特徴です。ほかにも、扁平足や足のアーチ構造の崩れ、加齢による筋力低下も土踏まずの痛みを引き起こす要因となります。

足の裏がつる・痛い原因は?

足の裏がつる・痛い原因は?足の裏がつる・痛い原因には、筋肉の疲労や血行不良、電解質バランスの乱れ(特にマグネシウムやカルシウム不足)などがあります。長時間の立ち仕事や運動後、冷えなどで筋肉が緊張しやすくなると、足裏の筋肉がつって痛みを感じることがあります。また、足底腱膜炎や神経の圧迫、足の血管の閉塞、糖尿病性神経障害などの病気が隠れていることもあるため、症状が続く場合はお気軽にご相談ください。

足の裏が痛いときの検査・診断

足の裏の痛みの原因を特定するためには、まず問診と視診・触診が行われます。痛みの部位や性質、発症の経緯などを確認し、必要に応じてレントゲン検査で骨の異常を調べます。足底腱膜炎や疲労骨折が疑われる場合はMRIや超音波検査を用いることがあります。また、神経の異常が原因の可能性があるときは、神経伝導検査や血液検査を行うこともあります。適切な治療のために、整形外科専門医による適切な診断が重要です。

足の裏が痛いときの
治療・対処法

足の裏が痛いときは、まずは安静を保ち、歩行や運動を控えることが大切です。足底腱膜炎などの場合は、足裏のストレッチやマッサージ、アイシングが効果的です。クッション性のある靴やインソールの使用も有効です。痛みが強い場合は消炎鎮痛薬や外用薬を用いることもあります。必要に応じて理学療法士によるリハビリテーションが必要となります。まずは当院までお気軽にご相談ください。

足の裏の痛みは自然に治る?

足の裏の痛みは原因によっては自然に治ることもありますが、放置すると悪化することもあるため注意が必要です。たとえば、足底腱膜炎や軽度の疲労による痛みであれば、安静やストレッチ、靴の見直しなどで自然に軽快することがあります。しかし、痛みが続く場合や、歩行に支障が出るような場合は、早めに医療機関を受診し、原因に応じた適切な治療を受けることが大切です。無理を続けると慢性化する恐れがあります。

足の裏の痛みは
インソールで改善できる?

足の裏の痛みはインソールで改善できる?足の裏の痛みは、インソールを使うことで改善が期待できる場合があります。特に、足底腱膜炎や偏平足など、足のアーチ構造の乱れが原因の痛みに対しては有効です。適切なインソールは足への負担を分散させ、衝撃を吸収しやすくし、歩行時の痛みを和らげます。ただし、市販品が合わないこともあります。当院では、インソール外来を行っています。ぜひ足の裏の痛みにお悩みでしたら、当院へお気軽にご相談ください。