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午前診
9:00~12:00
PRP、PFC-FD
16:00~17:00
午後診
17:00~20:00

〇…時間予約制 …完全予約制
受付時間は診察終了15分前、初診の患者さんにおいては30分前までとなります。
PRP、PFC-FD治療は完全予約制です。
AGA治療、ブライダルチェックは午前診、午後診ともに診療を行っています。
予約の変更等ございましたら、WEBもしくはお電話にてご連絡ください。

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片方だけ腰が痛い

片方だけ腰が痛い原因は?

片方だけ腰が痛い原因は?片側だけ腰が痛くなる原因には、筋肉や関節の使い方、神経の圧迫、内臓の病気など、さまざまなものがあります。

筋肉の使いすぎや筋膜性腰痛

片側の腰の筋肉に負担がかかる姿勢や動作(片側で荷物を持つ、片足に体重をかける立ち方など)を続けていると、筋肉が緊張し、筋膜性腰痛が起こることがあります。筋肉の疲労や炎症により、痛みは一方の腰だけに生じることが多く、安静にしていると楽になる傾向があります。湿布やマッサージ、ストレッチ指導で改善する場合が多いです。

仙腸関節の不具合
(仙腸関節障害)

骨盤の後ろにある仙腸関節に負担がかかると、片側の腰からお尻にかけて痛みが出ることがあります。立ち上がりや歩き始めに痛みが出やすく、腰痛と思われやすいですが、原因は骨盤の関節にあります。片側の腰がズキッと痛む場合、仙腸関節障害の可能性があります。整形外科での診断とリハビリテーションが有効です。

椎間板ヘルニア

椎間板が飛び出して神経を圧迫すると、腰痛が片側だけに起こることがあります。特に神経が片側にだけ圧迫されている場合、腰の痛みに加え、同じ側の足にしびれや違和感が出ることも。咳やくしゃみで痛みが悪化することがあり、日常生活に支障がある場合は整形外科を受診しましょう。

腎臓・尿路の病気

腎臓結石や腎盂腎炎などの腎臓疾患では、片側の腰に鈍い痛みやズキズキする痛みが出ることがあります。筋肉や骨ではなく内臓の異常が原因のこともあります。当院では尿検査、経腹部エコーを完備しておりますので、このような痛みの場合にも対応可能です。尿に血が混じる、熱が出る、排尿時に痛みがあるなどといった症状を伴い、精密検査が必要と判断した場合、適切な医療機関に紹介させていただきます。

右側だけ腰が痛い原因は?

筋肉疲労・姿勢のクセ

右利きの人が多いため、日常生活で右に負荷がかかりやすい傾向があります。重いものを右手で持つ、右足に重心をかけるなどで右腰の筋肉に負担が集中しやすく、筋膜性腰痛が起こることがあります。

右腎の異常
(腎結石・腎盂腎炎など)

右側の背中や腰がズーンと重く痛む場合、右腎の病気が疑われます。特に腎結石では急激で強い痛み、発熱、血尿などを伴うことがあります。

肝臓・胆嚢の病気

右側の肋骨の下あたりが痛く、その痛みが腰の方に響くようなら、肝炎や胆石症といった肝臓や胆嚢のトラブルの可能性もあります。

右の仙腸関節障害

骨盤と背骨のつなぎ目である仙腸関節が右だけに問題を起こすと、右のお尻から腰にかけての痛みが出ることがあります。

左側だけ腰が痛い原因は?

姿勢や左右差による筋緊張

重心が左に偏る癖がある場合や、左足を組む習慣がある人は、左腰に筋肉疲労が集中し、痛みが出ることがあります。

左腎の異常
(腎盂腎炎・結石など)

右と同様に、左腎が原因の腰痛もあります。特に腎臓結石では急に強い痛みが出て、背中から腰へ波のように移動します。

婦人科疾患(左卵巣など)

女性の場合、左側の卵巣や子宮の異常が原因で左腰に痛みが出ることがあります。生理不順や下腹部の痛みも伴うことがあります。

膵臓や消化器系の疾患

膵臓の一部(尾部)は体の左側にあるため、膵炎などでは左側の背中や腰に痛みが現れることもあります。

片方だけ腰が痛いときの
検査・診断

片側だけの腰痛が続く場合、まずは問診と触診で痛みの部位や性質、生活習慣などを詳しく確認します。次に、必要に応じてレントゲン検査で骨の異常や変形を調べ、超音波検査やMRIでは筋肉や椎間板、神経の状態を確認します。内臓疾患の疑いがある場合は、血液検査や尿検査、腹部エコー、CTなども行います。痛みの原因が筋肉・関節によるものか、内臓や神経に関係しているのかを正確に見極め、適切な治療につなげることが重要です。

片方だけ腰が痛いときの
治療法・対処法

片側だけの腰痛に対する治療は、原因によって異なりますが、筋肉や関節の問題が原因であれば、まずは安静と鎮痛薬(湿布や内服薬)による痛みの緩和を行います。必要に応じて理学療法(ストレッチや筋力トレーニング)や電気治療、マッサージを組み合わせ、症状の改善を図ります。関節や神経が関与している場合は、ブロック注射やコルセットなどの装具の使用を検討することもあります。
一方、腎臓や膵臓、婦人科系など内臓の病気が原因の場合は、内科や泌尿器科、婦人科での専門的な治療が必要になります。内科などの治療が必要な場合には、連携する医療機関をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。

右だけ・左だけ腰が痛いときの
受診の目安

以下のような症状がありましたら、お早めに当院までご相談ください。

  • 痛みが数日以上続く
  • 痛みが悪化する
  • 動作に関係なく痛む
  • 夜間の腰が痛む
  • 腰の痛みとともに発熱がある
  • 腰の痛みとともに尿の異常がある
  • 腰の痛みとともに下痢(軟便)がある
  • 腰の痛みとともに吐き気がある
  • 腰の痛みとともにしびれがある
  • 腰の痛みとともに足の痛みがある

など