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〇…時間予約制 …完全予約制
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AGA治療、ブライダルチェックは午前診、午後診ともに診療を行っています。
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かかとが痛い

かかとが痛い原因は?

足底腱膜炎

足底腱膜炎は、かかとの痛みの最も一般的な原因の一つです。足底腱膜(足の裏の筋膜)が繰り返しのストレスや過度な負担により炎症を起こす状態です。特に朝、目が覚めて最初に歩き出す際に強い痛みを感じることが特徴で、長時間立ったり歩いたりすると症状が悪化することもあります。立ち仕事をしている人や、スポーツをしている人に多く見られます。

アキレス腱炎

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ腱です。これが過剰に使われることによって炎症を引き起こし、かかとに痛みが生じることがあります。特にスポーツや運動を頻繁に行う人に多い症状で、痛みはかかと周辺、またはアキレス腱が接続する部分に集中します。アキレス腱が硬くなったり、伸びきれなくなると、かかとに負担がかかり、炎症が生じます。

かかとの骨棘(骨の突起物)

骨棘は、かかとの骨の部分に異常な骨の突起が形成される状態です。これは、足底腱膜炎などが原因で繰り返しの圧力がかかり、骨が異常に成長することによって起こります。骨棘は自体に痛みを伴うことは少ないものの、周辺の軟部組織に圧迫を与えるため痛みが引き起こされます。特に立ちっぱなしの仕事や歩行が多い人に見られる症状です。

外反母趾

外反母趾が進行すると、足のアーチが崩れ、足裏やかかとに過剰な圧力がかかることがあります。このため、かかと部分に痛みが生じることがあります。外反母趾が進行することによって足の構造が不安定になり、痛みを引き起こす要因となります。

かかとが痛い原因は歩きすぎ?

かかとが痛い原因は歩きすぎ?かかとの痛みは歩きすぎが原因で発生することがあります。長時間歩くことで足底腱膜(足裏の筋膜)に過剰な負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。これを足底腱膜炎と言います。特に硬い地面での長時間の歩行や不適切な靴を履いて歩くことで、足底腱膜にストレスがかかりやすく、かかとに痛みを感じることが多いです。歩きすぎによってアキレス腱にも負担がかかり、かかとの痛みが引き起こされることもあります。適切な休息やストレッチ、サポート力のある靴を選ぶことが予防につながります。

かかとが痛い原因は更年期?

かかとが痛い原因は更年期?更年期にかかとの痛みが起こることがあります。更年期になると、ホルモンバランスの変化により、骨や関節に影響を与えることがあります。特にエストロゲンの減少は骨密度の低下を引き起こし、これが関節や足の構造に負担をかけることがあります。更年期に伴う体重の増加や運動量の変化も、足底腱膜炎やアキレス腱炎などの原因となり、かかとの痛みを引き起こすことがあります。また、血行不良や筋力低下も影響するため、更年期の女性にとってはかかとの痛みが出やすい状況になってしまうことがあります。

子どものかかとの痛みは
成長痛?

子どものかかとの痛みが成長痛によるものであることがあります。成長痛は、骨や筋肉、腱が急激に成長する過程で生じる痛みで、特に活動的な子どもに多く見られます。かかとの痛みは、アキレス腱の付け根や足底部に感じることが多く、運動後や夜間に痛みが増すことがあります。成長痛は通常、体が成長する過程で自然に治まるもので、特に特別な治療を必要としません。ただし、痛みが長期間続いたり、腫れや熱を伴う場合は、成長痛ではなく、別の病気が考えられるため、整形外科の診断を受けることが重要です。当院では、子どもの骨・関節治療を小児整形外科として行っています。お気軽にご相談ください。

かかとが痛いときの検査・診断

かかとの痛みがある場合、まずは問診で痛みの経緯や症状をお伺いします。次に身体診察を行い、痛みが発生する部位などの状態をチェックします。診断に役立つ検査として、レントゲン撮影で骨の異常を確認したり、超音波検査で腱や靭帯の損傷を調べることがあります。さらに、MRIを使用して軟部組織の状態を詳細に確認することもあります。特に、足底筋膜炎やアキレス腱炎、骨棘などが疑われる場合、これらの検査で原因を特定し、適切な治療を決定します。

かかとが痛いときの
治療・対処法

かかとの痛みがある場合、まずは安静を保ち、過度な負荷を避けることが重要です。足底筋膜炎やアキレス腱炎などが原因の場合、アイスパックで冷やすことで炎症を軽減できます。足底のストレッチや適切な靴を履くことで、足の負担を減らすことも有効です。また、インソールを使用することで足のアーチをサポートし、痛みの緩和が期待できます。痛みが強い場合は、医師の指示に従い、消炎鎮痛薬を使うことや、物理療法(温熱療法や超音波治療)を受けることもあります。治療が長引く場合には、専門的なリハビリテーションや、必要に応じて注射療法や手術が検討されることもあります。